最近、情報の整理の仕方に興味がある。そういう関連の本をいろいろ読んだりしているときに、この本の広告が朝刊に載っていた。そして、書店に行ったら平積みにされていたんで、つい買ってしまった。
「情報は1冊のノートに」では、まさに情報は1冊に全部かけということであったのだが、「思考の整理学」の著者の方法は、3冊のノートである。手帳、ノート、メタノート。この方が私の目指す方向に近いかもしれない。情報や思考の整理の仕方に答えがあるはずもなく(それゆえに、こうしたハウツウ本はいつの時代にもある)、どういう文章を生産するかということによっても、スタイルは必然的に変わってくるだろう。「情報は1冊のノートに」の著者は記者だし、「思考の整理学」の著者は英文学者だ。こういう人たちの方法を参考にして、私は私に合ったシステムを模索していこう。
他に印象に残ったことは、情報革命と教育論に関する以下のこと。
これまでの学校教育は、記憶と再生を中心とした知的訓練を行ってきた。コンピューターがなかったからこそ、コンピューター的人間が社会で有用であった。記憶と再生がほとんど教育のすべてであるかのようになっているのを、おかしいと言う人はまれであった。コンピューターの普及が始まっている現在においては、この教育観は根本から検討されなくてはならないはずである。
そして、これからの教育において創造性の開発こそが重要であるというふうに結んでいる。確かの言う通りかもしれないが、非常に困難に思える。しかし、小中高校でも大学でも、生徒/学生の創造性を育むことは難しいだろう。小中高校の教師たちが現在どういう取り組みをしているのか私は知らない。大学の教育現場ではいろんな試みがなされているかも知れないが、それがどういう成果を生み出しているのかよく知らない。